EXP-005 / STATUS: OBSERVING

個人サイト公開1週間。
Googleから人は来たのか?
CloudflareとSearch Consoleで
最初の7日間を観測する

検索流入は、ほぼゼロ。
この数字を、実験のスタート地点にする。
00 — INTRO

まだ何も起きていない状態を残す

サイトを公開した。
Search Consoleも入れた。
Cloudflare Web Analyticsも入れた。

1週間待った。

Google検索からは、ほぼ誰も来なかった。

まあ、そんなものだろう。

今回は、この「まだ何も起きていない状態」を記録しておく。数か月後に見返した時、ここがスタート地点になる。

観測対象はMidnightBenchと、占いサイト「ヨルシルベ」。2026年9月12日に取得した、各管理画面の「直近7日間」のスクリーンショットを初期値として残す。Search Consoleには更新の遅れがあり、両ツールの集計期間が完全に揃っているとは限らない。

01 — CLOUDFLARE

まずCloudflareを見てみる

MidnightBenchのWeb Analytics画面・直近7日間
指標実測値
アクセス数100
ページビュー128
ページロード時間(左側カード)856ms
MidnightBenchのCloudflare画面。アクセス数100、PV128、ページロード時間856ms
MidnightBenchのアクセス概要。最後の7日間、JST。(画像を選ぶと拡大表示)
アクセスサマリーの主なパス(PVではない)
パスアクセス数
/91
/fortune/today6
/experiments/exp-002.html1
/experiments/exp-003.html1
/disclaimer1

アクセス元は直接アクセスが中心で、GoogleとBingもそれぞれ1件確認できた。

これは「100人が来た」という意味ではない。アクセス数はユニークユーザー数として扱わない。公開直後なので、自分自身の確認アクセスや開発・動作確認が含まれている可能性がある。画面ではBot除外が有効だが、それでもBot等が残っている可能性はある。

また、この画面のホスト内訳にはmidnightbench.comだけでなく、fortune.midnightbench.comとwww.midnightbench.comも含まれている。ここでは「MidnightBenchの計測画面の値」として保存し、次のヨルシルベの値と足し合わせない。

数字の大きさよりも、公開直後のベースラインを記録できたことを今回の観測結果にする。

02 — YORUSHIRUBE

ヨルシルベはどうだったか

fortune.midnightbench.com・直近7日間
指標実測値
アクセス数17
ページビュー137
ページロード時間(左側カード)237ms
ヨルシルベのCloudflare画面。アクセス数17、PV137、ページロード時間237ms
ヨルシルベのアクセス概要。最後の7日間、JST。(画像を選ぶと拡大表示)
ページ表示サマリーで確認した主なパス
パスページビュー
/105
/fortune/today9
/love8
/about7
/love/feelings4

こちらのパス別の数値は、アクセス数ではなくPV。17アクセスに対して137PVなので、開発者自身による確認やページ遷移がかなり含まれている可能性が高い。ただし、数値だけでその内訳は確定できない。

現段階で「ユーザーが大量に回遊している」とは判断しない。こちらも自分自身のアクセスやBot等が含まれる可能性を残して読む。

恋愛占いページは公開したばかり。ここからGoogleに認識・評価されるまでを観察していく。

03 — CORE WEB VITALS

表示速度は問題なさそう

CloudflareのCore Web Vitalsも確認した。LCPは主要な内容の表示、INPは操作への応答、CLSは表示のずれを見る指標として記録する。

各計測画面のCore Web Vitals
計測画面LCP 良好 / 要改善 / 悪いINP 良好CLS 良好
MidnightBench99% / 1% / 0%100%100%
ヨルシルベ97% / 0% / 3%100%100%
MidnightBenchのCore Web Vitals。LCP良好99%、要改善1%、悪い0%、INPとCLSは良好100%
MidnightBenchの計測画面。URL内訳にはヨルシルベも含まれる。(画像を選ぶと拡大表示)
ヨルシルベのCore Web Vitals。LCP良好97%、悪い3%、INPとCLSは良好100%。キャラクター画像のLCP12,496msを1件表示
ヨルシルベの計測画面。LCPのデバッグビューに12,496ms、カウント1。(画像を選ぶと拡大表示)

全体として、今回観測できた範囲では良好に見える。ただしヨルシルベでは、キャラクター画像でLCP 12,496msという外れ値が1件確認された。これはページ全体の平均値ではない。

MidnightBench側でも以前から画像の軽量化を進めており、EXP-004ではヨルシルベのキャラクター画像などの最適化を記録した。今回の少ないサンプルで、1件の異常値だけから大きな問題とは判断しない。同じ傾向が続くかを観測する。

なお、前の表の856msと237msは左側カードの表示値。ページロード時間の詳細画面にある「ページ読み込み」の1,708ms、1,379msとは異なる表示なので、混同せずカードの値として残す。

04 — SEARCH CONSOLE

そしてGoogle Search Console

検索パフォーマンス概要・7日間・検索タイプ:ウェブ
指標実測値
合計クリック数1
合計表示回数1
CTR100%
平均掲載順位1
Search Consoleの7日間の検索パフォーマンス。合計クリック数1、合計表示回数1、CTR100%、平均掲載順位1
検索パフォーマンス概要の表示値。グラフでは9月6日にクリック1・表示1を確認。(画像を選ぶと拡大表示)

CTR100%、平均掲載順位1。数字だけなら立派に見える。もちろん、Googleで天下を取ったわけではない。

サンプル数が1なので、CTRや掲載順位から意味のある評価はしない。この1クリック・1表示からSEO効果を断定することもできない。

別のスクリーンショットのページ一覧では、少なくとも次の3ページに検索パフォーマンスのデータが確認できた。

ページ別画面では上からクリック数が1・1・0、表示回数が1・1・1となっており、概要の合計とは一致していない。添付画像だけでは理由を特定できないため、ページ別の値を合算して概要を置き換えない。次回は集計条件と更新時点も揃えて確認する。

検索流入はほぼゼロ。それでも、これらのページがGoogleの検索結果に現れ始めていることは確認できた。サイト全体の評価や、全ページの登録完了まで確認できたわけではない。

05 — LOVE FORTUNE

恋愛占いはまだこれから

今回追加した観測対象は、この6ページ。

現時点では、Search Console上で目立った検索パフォーマンスは確認できていない。公開直後なので、まだデータがない状態として受け止める。SEOの成功・失敗は判断しない。

ここでSEO施策を大量に変更せず、まずはGoogleがどう評価していくのかを観察する。特に「あの人の気持ち」「片思い」「二人の相性」「復縁」のどれから表示回数が発生するかを見ていきたい。

06 — FINDINGS

今回分かったこと

公開1週間では、検索流入はほぼない。しかし、次の状態にはなった。

  • Cloudflareでアクセス計測できている
  • Search Consoleにもデータが入り始めた
  • Google側で複数ページが検索対象として扱われ始めた
  • 今回のCore Web Vitalsは概ね良好
  • 恋愛占いという次の観測対象も追加できた

「成功した」わけではない。
「失敗した」わけでもない。

ようやく実験を始められる状態になった。
07 — NEXT

次の観測

次回は1か月程度経過したところで、もう一度確認する予定。見るものは次の通り。

  • Google検索の表示回数
  • 検索クエリ
  • クリック数
  • 掲載順位
  • どのページが最初に伸びるか
  • 恋愛占い各ページの差
  • MidnightBenchのEXP記事への検索流入
  • Cloudflareのアクセス数 / PV
  • Core Web Vitals

データが増えたら、今回のEXP-005を初期値として比較する。対象ホストや期間、画面上の集計条件も一緒に残していく。

1週間待ってみた。

Googleから人が押し寄せることはなかった。
検索流入は、ほぼゼロ。

でも、それでいい。

今回は「ゼロに近いところ」を記録するための実験でもある。

ページを増やして、
記事を書いて、
少しずつGoogleに見つけてもらう。

1か月後、この数字がどうなっているのか。

何も変わっていなければ、
それもまた実験結果だ。