まだ何も起きていない状態を残す
サイトを公開した。
Search Consoleも入れた。
Cloudflare Web Analyticsも入れた。
1週間待った。
Google検索からは、ほぼ誰も来なかった。
まあ、そんなものだろう。
今回は、この「まだ何も起きていない状態」を記録しておく。数か月後に見返した時、ここがスタート地点になる。
観測対象はMidnightBenchと、占いサイト「ヨルシルベ」。2026年9月12日に取得した、各管理画面の「直近7日間」のスクリーンショットを初期値として残す。Search Consoleには更新の遅れがあり、両ツールの集計期間が完全に揃っているとは限らない。
まずCloudflareを見てみる
| 指標 | 実測値 |
|---|---|
| アクセス数 | 100 |
| ページビュー | 128 |
| ページロード時間(左側カード) | 856ms |

| パス | アクセス数 |
|---|---|
| / | 91 |
| /fortune/today | 6 |
| /experiments/exp-002.html | 1 |
| /experiments/exp-003.html | 1 |
| /disclaimer | 1 |
アクセス元は直接アクセスが中心で、GoogleとBingもそれぞれ1件確認できた。
これは「100人が来た」という意味ではない。アクセス数はユニークユーザー数として扱わない。公開直後なので、自分自身の確認アクセスや開発・動作確認が含まれている可能性がある。画面ではBot除外が有効だが、それでもBot等が残っている可能性はある。
また、この画面のホスト内訳にはmidnightbench.comだけでなく、fortune.midnightbench.comとwww.midnightbench.comも含まれている。ここでは「MidnightBenchの計測画面の値」として保存し、次のヨルシルベの値と足し合わせない。
数字の大きさよりも、公開直後のベースラインを記録できたことを今回の観測結果にする。
ヨルシルベはどうだったか
| 指標 | 実測値 |
|---|---|
| アクセス数 | 17 |
| ページビュー | 137 |
| ページロード時間(左側カード) | 237ms |

| パス | ページビュー |
|---|---|
| / | 105 |
| /fortune/today | 9 |
| /love | 8 |
| /about | 7 |
| /love/feelings | 4 |
こちらのパス別の数値は、アクセス数ではなくPV。17アクセスに対して137PVなので、開発者自身による確認やページ遷移がかなり含まれている可能性が高い。ただし、数値だけでその内訳は確定できない。
現段階で「ユーザーが大量に回遊している」とは判断しない。こちらも自分自身のアクセスやBot等が含まれる可能性を残して読む。
恋愛占いページは公開したばかり。ここからGoogleに認識・評価されるまでを観察していく。
表示速度は問題なさそう
CloudflareのCore Web Vitalsも確認した。LCPは主要な内容の表示、INPは操作への応答、CLSは表示のずれを見る指標として記録する。
| 計測画面 | LCP 良好 / 要改善 / 悪い | INP 良好 | CLS 良好 |
|---|---|---|---|
| MidnightBench | 99% / 1% / 0% | 100% | 100% |
| ヨルシルベ | 97% / 0% / 3% | 100% | 100% |


全体として、今回観測できた範囲では良好に見える。ただしヨルシルベでは、キャラクター画像でLCP 12,496msという外れ値が1件確認された。これはページ全体の平均値ではない。
MidnightBench側でも以前から画像の軽量化を進めており、EXP-004ではヨルシルベのキャラクター画像などの最適化を記録した。今回の少ないサンプルで、1件の異常値だけから大きな問題とは判断しない。同じ傾向が続くかを観測する。
なお、前の表の856msと237msは左側カードの表示値。ページロード時間の詳細画面にある「ページ読み込み」の1,708ms、1,379msとは異なる表示なので、混同せずカードの値として残す。
そしてGoogle Search Console
| 指標 | 実測値 |
|---|---|
| 合計クリック数 | 1 |
| 合計表示回数 | 1 |
| CTR | 100% |
| 平均掲載順位 | 1 |

CTR100%、平均掲載順位1。数字だけなら立派に見える。もちろん、Googleで天下を取ったわけではない。
サンプル数が1なので、CTRや掲載順位から意味のある評価はしない。この1クリック・1表示からSEO効果を断定することもできない。
別のスクリーンショットのページ一覧では、少なくとも次の3ページに検索パフォーマンスのデータが確認できた。
- https://fortune.midnightbench.com/
- https://midnightbench.com/experiments/exp-003.html
- https://fortune.midnightbench.com/fortune/today
ページ別画面では上からクリック数が1・1・0、表示回数が1・1・1となっており、概要の合計とは一致していない。添付画像だけでは理由を特定できないため、ページ別の値を合算して概要を置き換えない。次回は集計条件と更新時点も揃えて確認する。
検索流入はほぼゼロ。それでも、これらのページがGoogleの検索結果に現れ始めていることは確認できた。サイト全体の評価や、全ページの登録完了まで確認できたわけではない。
恋愛占いはまだこれから
今回追加した観測対象は、この6ページ。
現時点では、Search Console上で目立った検索パフォーマンスは確認できていない。公開直後なので、まだデータがない状態として受け止める。SEOの成功・失敗は判断しない。
ここでSEO施策を大量に変更せず、まずはGoogleがどう評価していくのかを観察する。特に「あの人の気持ち」「片思い」「二人の相性」「復縁」のどれから表示回数が発生するかを見ていきたい。
今回分かったこと
公開1週間では、検索流入はほぼない。しかし、次の状態にはなった。
- Cloudflareでアクセス計測できている
- Search Consoleにもデータが入り始めた
- Google側で複数ページが検索対象として扱われ始めた
- 今回のCore Web Vitalsは概ね良好
- 恋愛占いという次の観測対象も追加できた
「成功した」わけではない。
「失敗した」わけでもない。
次の観測
次回は1か月程度経過したところで、もう一度確認する予定。見るものは次の通り。
- Google検索の表示回数
- 検索クエリ
- クリック数
- 掲載順位
- どのページが最初に伸びるか
- 恋愛占い各ページの差
- MidnightBenchのEXP記事への検索流入
- Cloudflareのアクセス数 / PV
- Core Web Vitals
データが増えたら、今回のEXP-005を初期値として比較する。対象ホストや期間、画面上の集計条件も一緒に残していく。
1週間待ってみた。
Googleから人が押し寄せることはなかった。
検索流入は、ほぼゼロ。
でも、それでいい。
今回は「ゼロに近いところ」を記録するための実験でもある。
ページを増やして、
記事を書いて、
少しずつGoogleに見つけてもらう。
1か月後、この数字がどうなっているのか。